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    Next Concerts

     

     

    2024

     

    3月6日(水) 稲毛 Candy with 山崎比呂志 (Ds) 瀬尾高志 (B)

    06 March Inage Candy

     

    3月9日(土)小金井 宮地ホール 「星の王子さま」との出逢い~能と音楽で綴る物語~

    09 March (sat) Koganei Miyaji Hall

     

     

    3月17日(日)福岡 諸国大衆味浪漫 野乃猫  (満席)

    17 March Fukuka NONONEKO

     

     

    3月21日(木)河口湖 湖のホテル with 渋谷毅  

    21 March Kawaguchiko Miz no Hotel

     

    3月22日(金)新宿 河合塾コスモ 

    トーク&ライブ with 大岡淳

     

     

    3月23日(土)足利 artspace &cafe 

    23 March Ashikaga artspace &cafe

     

    3月27日 �( 水) 沖縄県 伊江島 はにくすにホール

    27 March Okiinawa/Iejima

     

    4月2日(火)和歌山 珈琲もくれん

     

    4月3日 (水) 和歌山 勝浦

    3 April Wakayama/Katsuura

     

    4月5日 (木) 鎌倉エチカ

    4 April Kamakura Echika

     

    4月7日(日)盛岡すぺいん倶楽部 with 渋谷毅

    07 April Morioka

     

    5月11日 (土) Ile aux moines

     

     

                               maki nakano

     

     

  • photo : H.Nakagawa

                                                                                                                                  photo : h.nakagawa

     

     

     
    これはフォーク・ミュージックのメロディ?そうだとしたらどこのものでしょう?
    ダンス・ミュージックではないけれど、体を動かしたくなるような刺激を脳細胞に送るものです。
    そしてこのゆったりした雰囲気は流れているだけで嬉しくなるもので、ステイ・ホームの日々を過ごしやすくしてくれる音楽です。 
    ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
     
     

    伝統も創造も涸渇し、商品化の食い散らしだけが溢れる現代の音の荒野、そこで人は音楽をどう作れるのか、音や声を蘇生できるのか、そんな課題に麻紀さんはこのノマッド振りで応えている。
    音はそれぞれの土地、人、空気の中から生き返る、糧は土地だということですね。
    ノマッドは土地を漂流するだけでなく、その土地・土地で糧をうる・糧を返すということかな。
    アメリカインディアンの末裔みたい。それがpublique(誰にも属さず万人に開かれた)な音楽ということ。
    La musique nomade et publique, surgie comme fontaine dans le desert de
    son et de voix.. 
    西谷修 (哲学者)
     
     
     

    仲野麻紀は「音」の人であり「旅」の人であり「言葉=思索」の人である。音と旅と言葉は彼女の中で互いを喚起し、響きあう。そして、その共鳴体としてたくさんの作品が生み出されてきた。旅の途上で言葉が紡がれ(思索し)、音になる。言葉は彼女の精神、旅は血、音は肉だ。そういう意味でも、2017年から旅の先々で作り続けてきた音楽+語りのネットラジオ番組「openradio」は仲野自身そのものであり、その番組をアルバム化したような本作は表現者としての彼女の裸体だとも言えるだろう。演奏はすべて本人だけの多重録音。曲名は、インスピレイションを受けた本のタイトルをそのまま借用。ブリッジ的に入るインティメットなモノローグ。そして、これこそが今の私だと静かに、しかし誇らしげに語っているようなジャケット。仲野麻紀という音楽家=旅人=思索者の肌の温もりが、脈動が生々しく伝わってくる、そんなエロティックな作品だ。ここに仲野は、表現者としての自身の哲学と行方を再確認しつつ、新たな一歩を記した。
    松山晋也 (音楽評論家)
     
     
     

    昔、ラジオから流れる見知らぬ異国の調べは新しい世界へと繋がる扉のようだった。仲野麻紀がパーソナリティーとして語り、ミュージシャンとして音楽を奏で、時も国境も越えて誘う。旅をするように聴ける…なんと贅沢で魅惑的… 開けゴマ!ならぬ、いざ、OPEN RARIO!
     正木なお (ギャラリスト・アート+空間ディレクター)
     

    音による鮮やかな文芸の世界。
    土地、人、ことばの還流からたちのぼる高雅な香りに満ちたOPEN RADIOは、
    あなたをまた新たな旅の時空に誘うことになるだろう。
     川瀬慈(文化人類学者)
     
     
     
     
    そもそも、サックスの音色が優しく艶やかで。
    それぞれの音楽が色々な文学や詩からInspireされているのでその特殊な通路を探すだけでも楽しく。この詩のどこが麻紀さんの抒情を刺激して、何が引き出されたのか、と。
    サックスの音色はこんなにも豊かなのだなぁ、と、聞きながら日々発見です。
    稲葉俊郎(軽井沢病院 院長)
     
     
     
    本を読むことは旅をすることと言っても過言ではない。様々な国や時代、人と出会い、その人の言葉に触れ、自分が変容する。『OPEN RADIO』は仲野さんのフィルターを通して演奏される文学だ。こんな文学との出会いは初めてだった。二曲目、静けさの中にも凛とした力強さを感じさせるピアノの演奏と共にナビゲーションが始まる。曲名は「わたしの愛したインド」。
    インドに纏わる本なのだということはタイトルから予想できるが、インド音楽をイメージさせるメロディではない。一体どんな本なのだろうか。気になって調べてみると、アルンダティ・ロイというインド人女性作家が、ナルマダ川のダム建設と核兵器開発という、インドが抱える二つの病弊を暴くという社会的な問題にアプローチしたルポルタージュだった。他にも多くの著書があり、直感的にこの人の書いたものを読まなければと思った。そして店用にも仕入れることにした。
     
     音楽に変換された文学は、解放されたラジオの電波に乗って、こうして僕の元へと届いた。そしてひとつの曲から、ひとつの地方の小さな書店に一冊本が置かれることになった。『わたしの愛したインド』はこれから誰の手に渡り、その人の人生にどんな影響を与えることになるだろう。

    「さて、わたしたちの未来は肯定できるものになっているでしょうか」

    仲野さんはこう問いかける。未来は誰にも分からない。だが、こうして人々は確かにお互いに影響を与え合うことができるのだということを僕は体感した。 
     
    モリテツヤ (汽水空港) 
  • 仲野麻紀

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    Alto Sax

    Metal-Clarinet

    Nay

    Voice

    & Smile !

     

    Writing

    Cooking

    Organizing Lebel

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    openmusic

     

     

  • openradio

    2017年から始まった月齢周期のopenradio。
    openmusicを母体に演奏活動をする仲野麻紀の選曲でお送りします。
    今宵月の吐息が届きますように。
  • Traveling Haiku

    旅する空間で奏でる音と俳句の

    スケッチプロジェクト

     

    by 咳をしても一人 /仲野麻紀

    Traveling Haiku 00 : Introduction

    Traveling Haiku :01 Heda
    戸田

    Traveling Haiku : 02 Mt.HImuro 日室山・天の岩戸

    Traveling Haiku : 03 Amanohashidate
    天橋立

  • フランスで学ぶ日本の家庭料理

    日本で学ぶ多国籍家庭料理

  • writing

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    旅する音楽

    サックス奏者の音の経験

    せりか書房(2016)

    書評:週刊朝日/東京新聞/Latina

    あんさんぶる/Ovni

     

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    21世紀のマダム・エドワルダ

    光文社(2015)

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    反原発俳句三十人集

    Pippa(2015)

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    web連載

    けいそう

    ビブリオフィル

    ごはんをつくる場所には

    音楽が鳴っていた

     

    • 書評: 週刊読書人 / 文藝春秋
    • 寄稿:岩波図書/ジャズ批評/ ユリイカ/ オブニー/ 俳壇 etc..
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    仲野麻紀のカイエ du 俳句

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